今回は趣味である日本100名城・続100名城をめぐってきたので
訪れたお城を訪れた順番にハイライト的に紹介していきたいと思います。
日本100名城・続100名城とは
日本100名城・続100名城は【公益財団法人 日本城郭協会】が選定した、日本の歴史的に価値のあるお城です。日本には現在4000以上のお城がありますが、その中でも厳選されたそれぞれ100城が選出されています。
日本100名城の選定基準
日本100名城の選定基準は大きく3つあります。
- 優れた文化財・史跡であること
- 著名な歴史の舞台であること
- 時代・地域の代表であること
この選定基準に加え各都道府県に1城以上5城以内として
城郭ファンから推薦を受けたリストの中から日本城郭協会が討論の上選定したのが
この日本100名城になるそうです。
続日本100名城の選定基準
続日本100名城の選定基準は、日本100名城と同じです。しかし、日本100名城では各都道府県に1城以上5城以内という条件があったため、やむを得ず選ばれなかったお城もありました。そういったお城への想いと、日本100名城のスタンプラリーを終えた人々から「次の100名城を選んでほしい」という声もあり、続日本100名城が選定されることになったそうです。
私の訪れたお城(2024年 6月)
駿府城 (日本100名城 No:41)
まずは静岡県静岡市にある駿府城です。
静岡駅から徒歩10分ほどで行けます。新幹線の停車駅でもあるのでアクセスもよく、割と街中から近いお城です。現在、駿府城は駿府城公園として整備されており、大きな敷地内にいくつか現存する建物を見ることができます。
公園内には遊具や茶屋などもあり、お子さん連れでも十分楽しめる場所になっています。また、多くの方が広い敷地内の遊歩道を散歩しており、市民の憩いの場にもなっています。
駿府城は徳川家康の居城としてもよく知られ、とても大きな敷地を持っています。現在、天守閣は残っていませんが、天守台の大きさは現存する他の天守閣のものと比べても非常に大きく、当時は壮大な天守があったことがわかります。
現在も天守の発掘調査が行われており、豊臣秀吉政権時代の天守台と徳川家康政権時代の天守台を見比べることができます。これだけ開けた場所で発掘調査を見学できる機会はなかなかないので、ぜひ多くの方に見ていただきたいです。
小田原城 (日本100名城 No:23)
続いては神奈川県小田原市にある小田原城です。
こちらも駿府城と同じく新幹線の停車駅である小田原駅から近くとてもアクセスの良いお城となっています。街中から近く小田原駅の周辺はとても賑わっていて、お城のみならず楽しめそうな街並みでした。
小田原城の正面入り口までは、徒歩で約10分ほどです。さらに、正面側の馬出門や銅門から回ると天守までは10分ほどかかります。途中には坂道もあるため、夏場は少し疲れるかもしれませんが、高台に位置しているため景色が良いお城です。
駿府城と小田原城は同日に行きました。
新幹線の沿線でアクセスも良いので
まとめて周ることができてよかったです。
大垣城 (日本続100名城 No:144)
続いては岐阜県大垣市にある大垣城です。
大垣城は、岐阜県大垣市にある平城で、美濃国の要衝として重要視されました。戦国時代には石田三成が西軍の拠点とし、関ケ原の戦いにおいて重要な役割を果たしました。
大垣城には車で向かいました。市街地にあるため駐車場は近くに幾つかありましたがどうやら無料駐車場は無いみたいです。近くにはJR大垣駅がありましたのでこちらも電車でのアクセスも悪くなさそうです。
高岡城(日本100名城 No:33)
続いては富山県高岡市にある高岡城です。
高岡城は、富山県高岡市に位置する平城で、加賀藩二代目藩主前田利長によって1609年に築かれました。現在は城跡が「高岡古城公園」として整備され、美しい堀や石垣が残されています。
高岡城は天守閣などは残存してないのですが、かなり広い敷地内が公園となって整備されていまして遊歩道も綺麗に整備されていました。
また私は車で向かいましたが無料の駐車場も多く、公共交通機関で向かう場合も高岡駅が近いので北陸新幹線などで向かうこともできアクセスも良いです。
高岡市はドラえもんなどで有名な漫画家藤子・F・不二雄さんの出身地でもあり近くにギャラリーなどもありましたので他の観光と合わせてもいけるお城になっています。
富山城 (日本続100名城 No:134)
続いては富山県富山市にある富山城です。
富山城(とやまじょう)は、富山県富山市にある城で、戦国時代には前田氏が支配していました。現在は富山城址公園として整備されており、模擬天守が建てられています。富山城へは車で向かいましたが、街中にあるためアクセスが良く、市営駐車場も富山城址公園の地下にありました。また、富山駅も比較的近くにあり、とても良いロケーションです。富山市といえば、市電が走っていて街並みも綺麗ですので、富山市を含めて観光におすすめの場所です。
増山城 (日本続100名城 No:135)
続いては富山県砺波市にある増山城です。
増山城(富山県砺波市)は、戦国時代の山城で、加賀藩の防衛拠点として重要な役割を果たしました。現在は土塁や堀が残り、歴史的な観光地として親しまれています。地図に掲載しているのは増山城のスタンプが設置してある場所にしています。増山城は山城でして私が向かった時は天候が悪くお城へ向かうのは諦めました。
砺波市はチューリップの生産でも有名で春になると砺波チューリップ祭りなるものが開催されています。
ぜひ砺波市に行く際はチューリップ祭りなども兼ねていくと良いでしょう
増山城はお城とスタンプの設置場所が離れていたので向かうことができず
写真などがないです。スタンプの設置場所は小学校の敷地内にあり
少しわかりにくいかもしれませんが地図を頼りにいくと無事辿り着けると思います。
郡上八幡城 (日本続100名城 No:141)
続いては岐阜県郡上市にある郡上八幡城です。
郡上八幡城(岐阜県郡上市)は、戦国時代に築かれた城で、山の上に位置し美しい眺望が特徴です。現在は復元され、歴史的な観光名所として訪れる人々に人気があります。
郡上八幡城の城下町などの散策なども有名ですが、私は時間の関係と雨が降っていたのもあり山頂付近の
お城周辺のみ散策しました。
駐車場は山頂にありますが、郡上八幡城の最寄りの駐車場までの車道は狭いため、コンパクトカーの使用をお勧めします。
最後に
次回は、新潟県・長野県の歴史的な城について詳しく紹介する予定です。地域の特色や城の見どころも含めてお伝えしますので、ぜひご覧ください。長野の豊かな歴史と美しい風景を楽しみにしていてください。