Webアプリ oShirou開発過程公開 #3

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現在私はRUNTEQという
オンラインプログラミングスクールでプログラミングの学んでいるので
その学習のアウトプットも兼ねて、
Webアプリを1から作っていく過程を書きます。
(先述しておきますが、カリキュラムについては一切触れません)

このブログは素人がプログラミングをはじめとしたWebの技術を学びながら書いているため
誤記などあるかもしれませんが、温かく見守っていただけると幸いです。

ただ誤りがないようにしっかり調べて書くつもりなので、これからWebアプリ製作など
プログラミングを学ぼうと思っている方にはぜひご覧いただきたいです。

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何かわからないことや、誤りがありましたら
Xなどで教えていただけると幸いです。

目次

前回までのおさらい

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前回までにWebアプリを製作する過程を決め、
どのようなテーマでアプリを製作するか決めました。

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前回出したアプリアイデアと機能を記載しておきます。

アプリアイデア要約

アプリ名とコンセプト:

  • アプリ名: oShiro(ローマ字表記で日本らしさを表現)
  • コンセプト: 日本の歴史あるお城の魅力を再発見し、共有するためのアプリ

理念と目標:

  1. お城の魅力を伝える:
    • お城は日本の歴史と文化の貴重な遺産。
    • 訪問者を増やして入場料や寄付を集め、保存と修復を支援。
  2. 「推しの城」というテーマ:
    • 個々のお城への愛着を深める。
    • ユーザーが自分の「推しの城」を見つけ、共有する場を提供。
  3. 利便性の向上:
    • 分散しているお城情報を一まとめに提供。
    • 美しい景色や特産品などの情報も含めて、訪れやすくする。
  4. リピーターの育成:
    • 何度も訪れたくなるお城の魅力を提供。
    • リピーターが増えることで、持続的な訪問者数を確保し、文化財の保護に貢献。
  5. ファン同士の交流:
    • コミュニティを形成し、集団での訪問を促進。
    • 情報共有と新たな発見を通じて、お城への関心を深める。

総まとめ:

  • 「oShiro」は、歴史あるお城の魅力を掘り起こし、現代のテクノロジーで新たな形で伝えるアプリ。
  • 日本の文化遺産を次世代に繋ぐ架け橋となることを目指している。
アプリに欲しい機能
  • 初めての人へのレコメンド: おすすめのお城を紹介する機能(場所・年齢・アクセスなどから)
  • 推しを投稿する機能: ランキング形式で推しの城を表示する機能
  • 魅力を伝えるお城の解説・雑学など: 初めて訪れる方でも、写真や資料を見ながらお城めぐりできる機能
  • 外国の人も見れる多言語対応: 英語をデフォルト言語にして、日本語でも読めるようにする
  • 子供も楽しめる機能: 遊び要素があるといい。クイズとか?ふりがな表記とかもあると嬉しいか?
  • 投稿者のリピート率を表現: 何回投稿したか?訪れたかなどわかるようにする。

今回の工程 :要件定義(失敗談あり)

今回の工程 要件定義:Webアプリを通じて価値を提供する機能を選定する

ds

今回は実際にアプリアイデアを形にするために
要件を決める要件定義を行いたいと思います。

他のサービスのベンチマーク

他のアプリやWebサイトにある機能
  • お城の魅力を伝える知識
    • 天守閣の魅力
      • 現存天守 12城について
    • 石垣の魅力
      • 石垣の種類など
    • 御城印について
  • 有名なお城の紹介
  • ガイドブックや関連サイトの紹介
  • お城の巡り方を紹介
    • おすすめの季節
    • おすすめの格好
    • 周りの環境
    • 縄張りなどの周辺知識から巡る方法
    • 作成者目線のお城の巡り方など
    • VRがあるお城の紹介
  • 子供でも楽しめるお城
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今回初めてお城を訪れる人に向けた
他のサイトなどの機能を確認すると
上記のようになりました。

ds

このような機能を実際に機能を落とし込むとどうなるかと
検討してたのが下のものです。

ベンチマークしたものからアプリへ踏襲する機能を整理

アプリ機能検討内容
  • 推しを投稿する機能: ランキング形式で推しの城を表示する機能
    • ユーザー登録が必要になる。
    • お城めぐり歴とかあるといい?(見方や目線合わせられる?)
    • 季節ごと、子連れ、城の種類などカテゴリー分けしたランキング欲しい
  • 魅力を伝えるお城の解説・雑学など: 初めて訪れる方でも、写真や資料を見ながらお城めぐりできる機能
    • 基本的な情報はここで網羅できるようにする。
    • おすすめの本や、サイトなどを紹介して補完する
  • 外国の人も見れる多言語対応: 英語をデフォルト言語にして、日本語でも読めるようにする
  • 子供も楽しめる機能: 遊び要素があるといい。クイズとか?ふりがな表記とかもあると嬉しいか?
    • 子供を持っている親に紹介するページが欲しい(公園があるとか?)
    • 子供でも読めるページにする(ふりがなとかひらがなで表示する文字大きめ)
  • 投稿者のリピート率を表現: 何回投稿したか?訪れたかなどわかるようにする。
    • 各お城の訪問回数を入力できるようにする
    • 訪れた城の数を表示する。
  • 初めての人へのレコメンド
    • 天守閣の起源(安土城)や現存12天守の紹介行っておきたい城リスト天守閣の魅力
    外観・石垣の作り
    • 石垣の種類と歴史お城の外観に関するうんちく
    御城印
    • 人気御城印ランキング御城印帳の提案タグ付け・分類機能
    有名なお城の紹介
    • お城の特徴、アクセス、住所公式ページへのリンク推奨自分目線のおすすめ
    お城めぐりに関する本の紹介
    • APIで本を取得
    お城巡りの基礎知識
    • 格好、季節、周りの環境、縄張り知識量を補完するためのおすすめサイト子供向けに簡単にまとめる季節ごとのおすすめのお城
    お城めぐりの楽しみ方
    • VRやお城の見方解説子供連れに優しいお城紹介
    自分目線でのお城巡りの紹介
    • お城好きに選んでもらったお城機能の充実(投票機能など)
    子供でも楽しめるお城の紹介
    • お城の種類や楽しみ方
    • 具体的な名所(姫路城など)

今回の失敗

アプリアイデアから欲しい機能を検討したものの、どこから着手すべきか
機能が盛りだくさんで、着手順がうまく決められなさそうでした。

失敗解決へのアプローチ

ds

アプリアイデアから着手順の検討に入ろうかと思いましたが
機能が盛りだくさんだったため、一度気持ちの切り替えと
目線を変えてみようと思いXでポストしてみました。

dsのポスト
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すると思わぬ人からアドバイスをいただきました。

RUNTEQ校長からの引用リポスト内容
ds

なんとRUNTEQ校長の菊本さんよりアドバイス頂けました。
なんとと敢えて書いてみましたが、私がアドバイスをいただくのは
実は2回目で他の方もたくさんアドバイス頂いてます
ので
RUNTEQの中ではよくある光景です。

ds

RUNTEQ生は今ではかなりの人数になってますが
こうやって核心をつくような的確なアドバイス
校長自らいただけるスクールはなかなか無いのでは
無いかなと思います。

今回の失敗の原因

サービスが提供するコアの価値というところを考えているつもりが、
ほぼほぼ無く(作っている間にブレたり、拡張していく)
そのためあれもこれも機能を追加したくなり、機能が盛りだくさんになり検討が難しくなりました。

再度コアとなる価値を再考

ds

コアとなる価値を考え直すために1から
どんなアプリにしたいか振り返ってみます。

どんなアプリか一言で言えるように考えてみる

どんなアプリにしたいかまずは書いてみる

どんなアプリ:お城の魅力を伝える
誰に提供する?:お城の魅力を知らない人に

一言で表すと: お城に初めて行く人に使ってもらうアプリ

ds

アプリを一言で表すと、「お城に初めて行く人に
使ってもらうアプリ」が合いそうですが、
これでもまだモヤっとする感じがします。

初めて行く人とは?
初めてお城に行く人とは、歴史や文化に興味があるが、どのお城を訪れるべきか迷っている人、または子供を連れて教育的な側面で計画している親、さらには観光客や新たな趣味を探している人々など、さまざまな背景を持つ人々。

ds

こうやって言葉を見直しながら深掘りしていくと、
初めて行く人という
抽象的な言葉がアプリのコアな価値
ブレさせてるような気がしました。
ターゲットを絞って一言で正しく表せるようにします。

ターゲットを絞る
ターゲットユーザーは性別・国籍問わず、18歳から35歳くらいの人+その家族
お城に初めて行く人(お城に初めて行く人を連れて行く人)

アプリ体験前後の状態
体験前:お城に対しての魅力がわからないためお城に行く機会がない
体験後:お城に対しての魅力が伝わり、お城へ行くようになる

このようにターゲットを絞った状態でアプリを再度一言で表すと
お城に行ったことない人に情報提供し、魅力を伝えお城に行きたくなるアプリ

ds

少し長いですが一言で表すと
どんな価値を提供するか、
コアの価値が見えてきました。

競合に対しての差別化

競合ではお城の魅力を伝えるサービスはあるが、初めての方が行きたくなるような
情報があるかは皆無。また子供や外国の方などが読みにくいサービスになっている

最後に5W1Hで再度定義

  • When(いつ/利用時間帯、タイミング): 利用する時間は子供と一緒に活動する日中が多い。
  • Where(どこで/スマートフォン?PC?外出先?自宅?): iPadなど子供の学習用タブレットでもみる。スマホよりはPCなど大きめの画面を使うことが多いかも? ただ外出先(お城付近)で見ることもあるためレスポンシブ対応は必須
  • Who(誰に/ターゲット): 初めてお城に訪問する25歳から40歳くらいの人+その家族(子供)
    差別化ポイントをより強くするため、上記で書いたターゲットから少し上方修正
  • Why(なぜ、何のために/利用動機): お城に行きたいが、どこに行けばいいかわからないため調べる。 子供の学習機会にお城にいくため基本知識を調べる。
  • What(何を/サービス、技術、提供価値): 差別化ポイントは子供も見やすいレイアウト・ふりがななどを入れて誰でも読めるようにする。難しい言葉は使わない。
  • How(どうやって/課題解決方法、提供方法): 利用手順は基本的な情報はログインせずに見れるようにする。 MVPリリース後ユーザー登録機能を作り登録すると投稿もできるようにする。

コアの価値

最終的に提供するコアの価値は以下のように定義します

お城に行ったことない人のお城めぐりを手助けすることで魅力を伝え
お城に足を運ぶ人を増やします。

価値提供するための機能

実装機能要約

MVPまでに
ターゲットユーザーが欲しい情報を、直感的にわかるデザインかつ
セキュリティバイデザインの観点で実装する

MVPリリース後
ログイン機能を追加しCGMとしてユーザー同士がコンテンツを強化し
より多くの情報を提供できる機能を実装していく。

MVPリリースまでに実装する機能 詳細

  • 直感的にわかるUIで実装する(絵やデザインで伝える)
  • 幾つかの切り口でお城を検索できるようにする(場所・子連れにおすすめ・外国人におすすめ)
  • お城の基本知識を載せる
  • ログインなしで基本的には使えるようにする
  • 多言語対応(日・英)
  • 日本語にはふりがな必須
  • モバイル・タブレットで見やすいデザイン(タブレットファースト?)
  • 安全対策
  • ユーザーガイド
  • ユーザーフィードバック

MVPリリース後実装する機能 詳細

  • レスポンシブ対応
  • プライバシーポリシー設定
  • アクセシビリティ
  • ユーザー登録
  • ログインして投稿ができるようにする
  • タグ機能が欲しい
  • 画像加工
  • 位置情報追加できるようにする
  • お城のランキングを作成して表示する(春夏秋冬でランキング・子連れランキング・外国人ランキング)
  • いいね
  • コメント機能
  • お城の名前で検索できるようにする(マルチコンプリート)
  • レコメンド機能
  • SNS連携・投稿
  • クイズ・ゲーム
  • イベントカレンダー
  • お城のタイムライン
  • デジタル御城印帳
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今回はだらだらとですが
必要な機能を整理するために
書いてみました。

ds

次回からは機能を実装するために
設計:Webアプリの画面構成などを検討する」
のフェーズに入っていきます。

こっそりアプリ名もoShiroからOshirouに変更しておきます。

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